もしものために!準備しておきたい防災グッズ



役立つその他の防災グッズ

 

 

前項では必要最小限となる防災グッズを書きましたが、それ以外にも、いろいろな防災グッズが発売されています。

 

帰宅用の地図は役に立ちます。都市部で大規模な震災が起き、交通機関がストップしてしまう事も想定されます。そうなると会社から自宅まで歩いて帰ることになる可能性もあります。その際の地図で、普通の地図とは違って、北が上ではなく、都心を下、郊外を上にして作られています。これで地図をいちいち右や左に向けなくてもいいわけです。

 

水をきれいにするための簡易浄水器も売っています。被災時に飲料水を確保するのが困難になったら、これで川やプールの水を飲めるようにするのです。

 

ウエットティッシュも役に立ちます。被災時にはお風呂にも入れないことが多々あります。それはかなりストレスですが、ウェットティッシュなら手軽に体を拭くことができるのでかなり便利です。

 

最後におさらいとして防災グッズの見直しをリストアップしておきましょう。

 

①「貴重品」としては、現金、身分証明書、預貯金通帳、印鑑、権利書類、各種カード、保険証。

 

②「避難所用持ち込みグッズ」としては、着替え、タオル、毛布、寝袋、ティッシュ、ウエットティッシュ、ビニール袋、生理用品、油性の筆記具、食器類、スプーンなど。

 

③「緊急時の避難・救助用」には、コンパス、笛、懐中電灯、ナイフ、ロープ、シャベル、ノコギリ、バール、ハンマー等の工具類。

 

④「役立つ日用品」としては、布粘着テープ、ラップ、梱包用のひも、ダンボール。

 

⑤「長期避難用グッズ」はキャンプ用品でOKです。卓上コンロ、ガスボンベ、固形燃料、調理用具、トイレットペーパー、古新聞紙、バケツ、ビニールシート、携帯トイレ・簡易トイレ(マンション住民は特に必須)、ビニール袋、布袋などです。

 

被災時は、最小限の荷物で逃げるというのが原則ですが、避難生活が長引く場合もあります。こうした各状況を考えて、防災対策グッズを準備しましょう。災害における出来事を想定して、出来るだけ災害に備えておきたいものです。